iPhone 6以来、ラウンドフォルムとなったiPhoneは、それまで人気のあった液晶保護ガラスの価値を奪った。
形状的に難しく、未だに完璧な保護ガラスはほぼ発売されないことから、今後も恐らく登場しないと思うが、その代わりに増えて来たのが、本体を全面保護するケース。
防水・防塵対応とセットになることの多いこのタイプのケースは、ほぼ全て、
- 分厚い(ゴツい)
- 重い
- ダサい(この手のケースで見た目を気にするのもナンセンスだが)
という特徴を持っており、アウトドアするような場合を除き使いたいと思った事はない。
だが、iPhoneケースメーカーとして有名なSpigen社が遂に、360度保護を謳う『全面保護ケース』を発売した。
『シン・フィット 360(Thin Fit 360)』という製品で、前述のような特徴を廃し、薄型軽量で常用できる全面保護ケースだ。なので、僕がおすすめする用途はオールスタンディングのライブに入るとき。
実売価格4,000円程度と少々値ははるが、このタイプのケースとしては一般的な値段だと思う。
早速紹介する。
なお、僕が持っているiPhone 7はiPhone 7ジェットブラックでケースはホワイトなので、ちょっとアンバランスだが、ブラックモデルも存在する。
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Spigen『シン・フィット 360』の概要
Spigen『シン・フィット 360』はその名の通り、360度全面保護が売りのiPhone 7ケースだ。
iPhone 7用とiPhone 7 Plus用の2種類があり、Amazonでの実売価格は若干異なっている。
機種 | iPhone 7 | iPhone 7 Plus |
---|---|---|
価格 | 3,840円 | 4,050円 |
また、今回はホワイトを紹介するがカラーバリエーションは、
- ブラック
- ホワイト
- ローズゴールド
の3色となっている。
多くの方は、「結構高い」って感じるのでは無いかと思う。確かに、iPhoneケースは種類が沢山あるが、2017年現在主流の価格帯は2,000円台。
3,000円を超えるとやはり高いと感じるだろうが、元々質感の高さを売りにしているSpigen社のケースなので、その辺りはぬかりない。というか、ただの全面保護ケースではない。
僕が魅力的と思うのは、
- 全面保護ケースだが比較的薄くて軽い
- 液晶保護は同社の保護ガラス『GLAS.t』を採用(指紋が付きにくいなど高機能)
という辺り。
保護ガラスという製品はiPhone 4SのころにSpigen社が販売したのが元祖だと思うが、当時3,000円とかしていたものの、今や保護ガラスはワンコイン(500円)でも買える時代だ。
ただ、安価な保護ガラスとSpigen社独自の『オレオフォビックコーティング』(撥油コーティング加工)がある保護ガラスは、指滑りが全く違う。
それだけの質感があるわけで、その技術も搭載されている全面保護ケースは、他社製品とは一味違う魅力がある。
開封レポート
簡単に開封レポートを。
パッケージはこんな感じで、見るからに分厚い。近年のSpigen社製ケースはシンプルな簡易パッケージが多いが、久々に中身が多い。
前述の通り、液晶保護には『GLAS.t』が採用されているが、同梱品としてもハッキリ明示されている。
これがケース本体。
裏側中央の黒い部分が気になると思うが、Spigen社の車載ホルダー『エアー ヴェント』など、マグネットで吸着するプレートを設置できる場所となる。
ちなみにこんなものを設置できる。
装着後の状態
ホワイトのケースをiPhone 7ジェットブラックに装着。
ちょっとアンバランスな感じだが、レビュー向けとしてはコントラストがハッキリして分かりやすいかもしれない。
ちなみに取付の流れて的には、
- 本体前面のパーツを装着
- 本体背面のパーツを装着
- 保護ガラス『GLAS.t』の貼り付け
という流れになる。工程としては若干多いが、特に悩む事はないと思う。
色んな方向から見てみる。
ボタンはケースが覆い隠すタイプ。
ポート類も基本的にはむき出し。
この辺りは防水防塵対応した、iPhone 7シリーズのメリットが分かり易く出ていると思う。
何故かと言えば、iPhone 6sまではこのタイプのケースは、コネクタ類もケースが覆い隠していたため重厚さが増していた。
カメラ周辺もスッキリしていて、全面保護ケースとは思えない。
『シン・フィット 360』を使ってみての感想
『シン・フィット 360』はポリカーボネート素材のケースだ。
なので、手に持って感じるのが、全面保護ケースを着けたにしては軽いということ。
確かに分厚くはなるのが、それほど重さは気にならず、ゴツいケースを使っている感覚も薄い。
だが、欠点もある。
それはポリカーボネート素材ということで、グリップ感はあまり良くなく、滑りやすそうということだ。
全面保護ケースなので落としたところで、本体に傷が付く可能性は薄い。
ただ、元々滑りやすいiPhone 6以降の本体でケースを使う目的の1つは、僕の場合グリップ感を増すというのが大きかったので、この点は残念だった。
終わりに
実は全面保護ケースというのは今回初めて使った。
長年iPhoneを使っているが、なるべくiPhoneの質感を損なわないケースが僕の求めるケースで、全面保護ケースはそのポリシーに反するからだ。
ただ、使ってみるとこれだけ薄くて軽いならありだなと思った。
僕の場合シーンは限定されるが、わーすたライブでオールスタンディングの会場に入る時など、落下リスクをかなり気にしている。
こういう時には便利なケースだなと感じた。
全面保護ケースが欲しいけど、ゴツいケースは嫌だ
って方は是非試してみて欲しい。
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