1台で手持ちのガジェットを全部充電したい
- スマホ
- パソコン
- タブレット
- 完全ワイヤレスイヤホン
などあらゆる機器がワイヤレスになった結果、充電が必要な製品は増え、外出先でも日常的に充電するようになった。
製品毎に充電器を持ち歩くのは面倒なので、複数ポート搭載の「マルチポートUSB充電器」が2024年現在増えているが、大多数は「2ポート」。
「USB-C」と「USB-A」の2基というケースが多いのだが、最近はそれでも足りないと感じるシーンがある。
この記事で紹介する「Freedy 65W マルチポートチャージャーGaN(EA1709BK)」は、以下の特徴をもつUSB充電器。
- USB-Cポートを2基、USB-A端子を1基の「合計3ポート」搭載
- USB-CポートはUSB-PD急速充電に対応している
- 折りたたみプラグ
- GaN(窒化ガリウム)採用で、軽量コンパクト
早速紹介しよう。
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「Freedy 65W マルチポートチャージャーGaN(EA1709BK)」の概要
「Freedy 65W マルチポートチャージャーGaN(EA1709BK)」の製品概要は以下の通り。
寸法 | 60(高さ) × 約29.2(幅) × 約68.8(奥行) mm |
---|---|
重量 | 約142g |
出力ポート | USB-C×2・USB-A |
出力 | USB-C 出力1:5V/3A,9V/3A,12V/3A,15V/3A,20V/3.25A 最大65W USB-C 出力2:5V/3A,9V/2A,12V/1.5A 最大18W USB-A出力:3.6V/3A,6V/3A,6.5V/2A,9V/1.5A,12V/1.5A 最大18W ※3ポート合計最大65W |
価格 | 7,700円 |
備考 | 2年保証付き |
特徴をピックアップすると、以下のあたりだろうか。
- USB-Cポートを2基、USB-A端子を1基の「合計3ポート」搭載
- USB-CポートはUSB-PD急速充電に対応している
- USB-Cは最大65W出力対応(13インチMacBook Proをほぼフルスピードで充電可能)
- 3ポート利用時は「合計65Wまで」
- PSEマーク取得
2019年から窒化ガリウム(GaN)を採用し、大幅にコンパクト化した充電器が登場し、Anker・RAVPowerなどがしのぎを削る分野だが、そこにFreedyが参戦した。
Freedyブランドは、ネットでの知名度は薄いが、家電量販店を中心に展開し、品質の高さと、それを裏付ける「2年保証」が強み。
値段は「7,700円」と少し高い。
しかし、大電流を流すだけに、安全設計がしっかりしていることは重要。
「安かろう悪かろう」では困るので、品質重視の方にはおすすめできる製品といえる。
開封レポート
簡単な開封レポートを。
Freedyブランドは家電量販店でも販売されているため、パッケージはしっかりしている。
ただ、中身は本体のみ(笑)
製品の外観をチェック。
いたって普通の充電器だが、USB-Cポートを2基、USB-Aポートを1基の、合計3ポート搭載していることが特徴。
コンセントに差し込むACプラグがもちろんついており、コンパクトに収納できる折りたたみ式プラグ。
通電状態になると、LEDが点灯する。
自宅用ならともかく、持ち歩く充電器はこのタイプが絶対便利だと思う。
重さは「138グラム」。3ポート搭載の充電器としては軽量。
全体的にマットな質感となっており、手に取った時、皮脂や指紋が目立たちにくいのが嬉しい。
手持ちの以下の充電器と比較してみた。
直接的なライバル(?)にあたるのは、RavPower「RP-PC133」だと思うが、USB-Cポートが少ない分「RP-PC133」の方がコンパクト。
どちらを取るかは利用者が判断する感じになるだろう。
また、MacBook Airに付属している、30WのUSB-C充電器と比較して、サイズ感は変わらず、ポートが増えて、出力も2倍以上なので、コンパクトさが分かると思う。
PSEマーク(電気用品安全法)に対応し安全性も高い
モバイルバッテリー・USB充電器は、近年多種多様な製品が販売されている。
数年前と比較すれば、劇的に価格が安くなっており、競争の激しい分野なので、粗悪品も増えた。
- 既定値通りの動作をしない
- 壊れた
- 炎上・爆発した
このような事故が後を絶たない状況なので、2018年2月1日以降に電気用品安全法の適用対象となり、1年間の猶予期間を経て、2019年2月1日以降「PSEマークがない製品は違法」となった。
「Freedy 65W マルチポートチャージャーGaN(EA1709BK)」は、PSEなどの認証は取得済。
過電流保護・過電圧保護・短絡保護・過熱保護回路を搭載しているため、安心して購入して欲しい。
充電性能をチェック
「Freedy 65W マルチポートチャージャーGaN(EA1709BK)」は、USB-PDによる急速充電に対応している。
USB-Cを2基、USB-Aを1基搭載しており、ポート毎に出力が異なるのだが、特にUSB-PDはパソコンでも主流になりつつある充電規格なので、充電性能をチェックしてみた。
MacBook Airを充電
「MacBook Air」を充電してみた。
最大30Wでの充電が可能だが、「25W」程度とほぼフルスピードで充電できていた。
iPhone 11 Proを充電
続いて、「iPhone 11 Pro」を充電してみた。
iPhoneは2017年に発売した、iPhone 8・iPhone X以降、充電端子はLightningのままだが、USB-PD方式による「最大18W」充電に対応している。
「14W」で充電されている。
iPad Proを充電
「iPad Pro」も試してみた。
第3世代以降のiPad Proは最大30Wでの充電が可能だが、「28W」で充電できていた。
Android(Pixel 4)を充電
さらにAndroidの「Pixel 4」でも試してみた。
- Quick Charge
- USB-PD
Androidについては、メーカーによって対応する充電規格が異なるのだが、Pixel 4はUSB-PD方式による「最大18W」充電に対応している。
「10W」程度なので、Pixel 4も急速充電が動作していることが確認できる。
充電器は1台で十分という方におすすめ
USB-Cポートを搭載したコンパクトな充電器は、2024年現在かなりたくさん販売されている。
初登場だった2019年はトレンドだった「GaN(窒化ガリウム)採用」すら、今や「当たり前」で差別化ポイントにはならない。
「Freedy 65W マルチポートチャージャーGaN(EA1709BK)」もスペック面だけで比較すれば、何が魅力なのかと思うだろう。
僕が思うに、最大の魅力は「3ポート搭載していること」。
今や充電が必要な機器はスマホだけ、という人は少ないが、自宅と会社用など充電器を細かく使い分けている人も少ない。
- USB-PD対応
- QuickCharge対応
など、少し古い製品含めてあらゆる製品が、最適な速度で3台同時に充電できるのは便利だと思う。
終わりに
- USB充電器
- モバイルバッテリー
これらの製品は、2024年現在多くのメーカーが参入する、レッドオーシャン(競争の激しい市場)だと思う。
その分、かなりこなれて来ているので「ハズレは少ない」分野といえる。
「Freedy 65W マルチポートチャージャーGaN(EA1709BK)」は他社製品と比較して、突出した特徴があるわけではないが、信頼性の高いブランドだと思う。
と不安を感じる方も多いだろうが、「Freedy製品」は少しお値段は高くなるが、間違いはないので安心して購入できる。
持ち歩きに最適なモバイル用USB充電器のおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があり長く使えるので購入をおすすめします。
- 折りたたみプラグ
- USB-C端子を搭載し、USB-PDによる急速充電に対応している
- できればUSB端子を2基搭載している
- PSEマーク取得
その他のおすすめ製品
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USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!