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iPhoneユーザーがAndroid Nexus 7(2013)を1ヶ月使って感じた良いとこ・悪いとこ

iPhone 5c/5s発売ですっかり影が薄くなってしまったが、約1ヶ月前僕がNexus 7(2013)を購入したことを覚えているだろうかw

仕事は相変わらず忙しいし、iPhoneで盛り上がって放置気味だったのは事実だが、一応使ってはいるのです。まだ使いこなしているとは言い難いが、ある程度位置付けが見えてきたので、iOSユーザー視点でNexus 7(2013)の良い所・悪い所を紹介しようと思う。

ちなみに、僕はAndroidをまともに触るのはほとんど初めてという状態なので、その辺りはご理解いただいた上でご覧くださいませ。

この記事の掲載内容は、2020年12月25日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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Nexus 7にとりあえずインストールしたアプリ

現時点で有料アプリに手を出す気はあまりなく、普段iPhoneで結構使うアプリとAndroidならではのアプリをインストールした。とりあえずこんな所だ。

  • ATOK Passport版
  • Facebook
  • Kindle

ATOKはAndroidを使い始めて一番試したかったアプリ。僕はATOK Passportユーザーなので自宅のMac・会社のWindowsにインストールして辞書データを同期している。Android版ATOKももちろん対応しているので、使わない手はない。

FacebookとKindleはビューアーとしてどの程度使えるか試したかった。これらを踏まえての感想となる。

Nexus 7およびAndroidの良いところ

文字入力の変換効率は圧倒的にAndroid

iOS最大の欠点とも言えるのは、変換効率の悪さ。究極は辞書登録なのだが、そういう事をしなくてどれだけ使いやすいかが肝と思うので、AndroidにATOKを入れた効果は絶大だった。

特にATOK Syncを使って辞書データや変換履歴が同期されているので、本当にサクサク文字が打てる。タブレットでタイピングをするならAndroidが圧倒的に優れていると感じた。

ただ、これはiOS病とも言えるのかもしれないが、フリック入力には若干違和感がある。フリック入力歴も数年なので、「この文字を入れるにはどうするんだっけ?」と悩む事はないのだが、テンキーをスライドさせた時に、指に追随して文字がうにょっと出てくるのは、非常に直感的だったのだなと気がついた。

【iOSのフリック入力】
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【Android版ATOKのフリック入力】
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まあこれは好みの問題だが、ダメな子と思っていたiOSの文字入力にも優れているところがあるのだと、今更ながら気がついた。

ボタン位置が画面の向きに応じて変わってくれるのが便利

iOS機器とAndroid機器でパッと見て一番大きな違いは、ホームボタンの有無だと思う。

iOSはiPhone 5sで指紋認証を載せるなどホームボタンがなくなることはあり得ない状況となっている。Androidは当初存在したものの、Android4.0辺りからボタンはソフトウェア化されている。

物理ボタンがないため使いにくい面があるのは事実だが、逆にメリットもあってそれは画面を回転させた時。iOSだと当然ホームボタンが横になってしまうが、Androidはきっちり下側に追随してくる。

【縦向き】
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【横向き】
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電子書籍ビューアーとして横向きで使う人が多い人にとって、この違いは大きいんじゃないかと思う。

戻るボタンが便利

Androidでは統一的に、画面左下に戻るボタンがある。
これが非常に便利だ。なにせブラウザの戻る・環境設定メニューなどあらゆる場面で使えるし、画面の下の方にあるためどんな持ち方をしていてもすぐに指が届く。

iOS 7において画面左端からのスワイプで戻る動作が実装され、結構便利になったのだが、まだ対応アプリが少ないことと、「画面の左端」というのが結構シビアで、ケースによっては干渉したりして現時点でお世辞にも使いやすいとは言えない。

画面の下の辺りだけ触っていればほとんどの操作ができてしまうAndroidは、こういう部分は便利と感じた。

Nexus 7およびAndroidのイマイチなところ

ビューアーとして使うにはスクロール感覚の慣れが必要

iOSの優れている部分としてよく「ヌルヌル感」という言葉を聞く。
実際昔触ったことのあるAndroid2.3系はiOSとは比べものにならないほど、スクロール感覚が直感的じゃなかった。ただ、Android4.0系になって随分良くなったと言うことは、人のを触らせてもらって知っていたが、やはりこの部分iOSの方がまだまだ優れていると感じた。

一番分かりやすいのやはりWEBページをスクロールさせた時。
これは慣れの部分もあるのだろうが、指をスライドさせた時に素直についてくるのがiOS、若干引っかかりがあるのがAndroidだと思う。そういう意味で、iOSに慣れきった僕がWEBビューアーとしてAndroidを使うのは少々つらい。

ただ、例外もあってそれは書籍を読む時。

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ページめくり程度なら前述のような違和感がないし、Kindleで試しにマンガを読んでみたがこれが非常に見やすい。7インチディスプレイだと横にして見開きにすると文字が小さくて読みにくいかと思ったが、Nexus 7(2013)なら全く問題なく読める。

電子書籍ビューアーとしてはものすごく使いやすい。

スクリーンショットの撮り方が分かりづらく、タイミングがシビア

スクリーンショットを撮ることが多いのはブロガー特有なのかもしれないが、Nexus 7を使ってて地味に困ったのがこれだ。

やり方としては

「電源ボタン」と「音量を下げるボタン」を同時に長押し

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というものなのだが、「同時」という部分がずれるとどちらかのキーが有効になってしまい、タイミングが結構シビアだ。ボタンも側面に集中しているため、少々やりづらい。

終わりに

基本僕はiOSしか使った事がないため、どうしてもそっち寄りの感想を持ってしまうが、思った以上というかNexus 7(2013)はめちゃくちゃ使えると感じた。

特に優れているのは、電子書籍などのビューアーおよび文字入力端末として使った時。
Retinaディスプレイ並の高精細さと、絶妙なサイズ感で非常に視認性が高い上に、動作も速いため引っかかるような事は全くと言っていい程ない。競合となるiPad miniと比べて価格的なメリットは薄くなったが、近々発表されるであろう次期iPad miniは恐らく値上がりするので、価格面でのメリットはまだまだあると思うし、普通に使うには十分な端末だ。
また、非常に軽い事が魅力。

文字入力に関してはIMEの違いによる辞書データや予測変換の充実度の差がほとんどだが、やはりiOS標準のものと比べたら雲泥の差だ。タブレットで本格的に文章を書くなら、効率面でAndroidが圧倒的に優れていると感じる。

実は僕がAndroidに一番期待していたのはこの部分だった。iPadに関してはもう無理と悟っていたので、もしAndroidで本格的に文章打てるなら、モバイルPCは不要になるのではと思っていた。

ただ、やってみてタブレットで文章を書くのは僕には合わないと、確信した。iPadよりはマシだがそれでも劇的に速度が向上することはない。やはり本気で文章打つならキーボードが一番。

そういう意味で、文章を打つためにタブレットを持ち歩くくらいなら、MacBook Air 11インチなど小型モバイルPCを持った方がいいという、結論になってしまったw

Nexus 7の使い道はまだまだ模索中だが、しばらくはベッドサイドにおいて寝る前に転がった状態で、ネットしたり本を読むことに使うのが中心になりそうだ。Nexus 7の重さなら、寝落ちして顔に落としても恐らくそこまでは痛くないと思うw
※iPad使った人は1度はやりますよねw

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