スマホの機能の中でもよく比較されるカメラだが、Pixel 3のカメラも魅力的な機能がたくさんある。
特に注目すべきは
- シングルレンズの採用
- 様々な撮影モード
といったところだろうか。
今回はそんなPixel 3のカメラの全体をレビューしていく。
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Pixel 3カメラの基本スペック
まずはPixel 3のカメラのスペックをチェックしていく。
ハードウェア面では、特別目立ったものはない。
背面カメラ | 前面カメラ | |
---|---|---|
レンズ数 | シングルレンズ | デュアルレンズ |
解像度 | 12.2 メガピクセル | 8 メガピクセル広角 / 標準視野カメラ |
絞り値 | f/1.8 | 広角: f/2.2、視野 97° 標準: f/1.8、視野 75° |
動画撮影 | 1080p(30 fps、60 fps、120 fps) 720p @ 30 fps、60 fps、240 fps 4K @ 30 fps |
1080p、30 fps 720p @ 30 fps 480p @ 30 fps |
ハードウェア的特徴はあえてシングルレンズで勝負するところ
iPhone 7 / 7 Plusをきっかけに、デュアルレンズが当たり前になってきている中、Pixel 3の背面カメラはあえてシングルレンズを搭載してきた。
それもPixel 3だけでなく、Pixel 3 XLもデュアルレンズは搭載していない。
これだけスマホ業界にデュアルレンズが普及し、更にはトリプルレンズまで登場している中、ハイエンドモデルでもあるPixel 3にGoogleがシングルレンズを選んだのは、少し意外だった。
ソフトウェア制御で色々な撮影モードを搭載
Pixel 3のカメラは、ハードウェア面で目立ったものがない代わりに、ソフトウェア面では面白い機能がいくつもある。
今回は、その中からいくつかピックアップして紹介する。
- キャラクターと写真を撮れるPlayground
- 広角自撮りモード
- 寄ったポートレート撮影
- 星まで撮れる驚異の夜景モード
ARを使ってキャラクターと写真を撮れるPlayground
「Playground」はAR技術を使って、キャラクターやステッカーなどと一緒に写真を撮ることが出来る機能だ。
デフォルトではアベンジャーズのキャラクターなどが入っているが、追加でインストールもできる。
まだ数は多くないが、今後増えていけば面白い写真が撮れるかもしれない。
もちろん自撮りにも対応しており、ちゃんと背景と人物の間にキャラクターが立つようになっている。
広角自撮りモード
背面カメラにはシングルレンズを採用する中、前面カメラにはデュアルレンズを採用している。
このデュアルレンズ、実は広角自撮り撮影を可能にしている。
通常複数人で自撮りをしようとすると、セルフィー棒などを使わないと見切れてしまう。
それがPixel 3であれば、かなり広角で撮影することができる。
こちらが普通に自撮りしたときの写真、一般的なカメラと変わらない。
そしてこちらが広角モードで撮影した写真、スマホを持つ腕まで写り込むほど、広角で撮影することができる。
シングルレンズだから出来る、寄ったポートレート撮影
次に紹介するのが、Pixel 3のポートレートモードだ。
iPhone 7/7 Plusから搭載されたポートレートモードだが、Pixel 3にも搭載されている。
iPhoneのポートレートと異なるのが、シングルレンズで実現しているということだ。
iPhoneはデュアルレンズによって被写界深度を認識しているのに対し、Pixel 3はソフトウェアによる画像解析で被写体と背景を識別している。
そのため、被写体に寄った撮影が可能になる。
Googleがシングルレンズを選んだことは、こんなところにもメリットがあった。
実際に撮影している様子を見るとわかるが、ここまで近づいてもポートレート撮影が可能だ。
これをiPhoneでやろうとすると、「離れてください」というメッセージが表示されてポートレートで撮影できない。
驚異の夜景モードは星まで写してしまう
そんなPixel 3のカメラ機能の中でも目を引くのが、夜景モードだ。
最近のスマホのカメラは進化してきたとはいえ、それでも暗い場所での撮影はまだまだ厳しいものがある。
そんな中登場したのがこの夜景モードなのだが、正直予想を超えていた。
この時期はイルミネーションをよく目にするが、iPhone XとPixel 3で比較すると大きく差が出た。
まずはiPhone Xで撮影したイルミネーション。
ライト自体は写るが、それ以外は暗くなってしまう。
そして、これがPixel 3の夜景モードで撮影したイルミネーション。
周りの木や地面までしっかり写っている。
もしやと思って夜空を撮ってみたのだが、なんと星まで写ってしまった。
中央にオリオン座が写っているのがわかると思う。
普通のカメラでも星空はなかなか撮れない中、まさかスマホのカメラが星空を撮れるとは思わなかった。
終わりに
カメラはスマホの機能の中でも、よく注目される機能のひとつなので、Pixel 3がどんなカメラを搭載してくるのか、気になっていた。
そんな中、Googleはハードウェアに頼らず、ソフトウェアでのカメラ機能の向上で勝負してきた。
これだけのソフトウェアによる画像解析を実現しているのは、Googleのもつ大量のデータと技術があってこそだと思う。
またそれは、ソフトウェアのアップデートで更に進化する可能性もあるということだ。
今後Pixel 3のカメラがどう進化していくのか、とても楽しみだ。
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