インターネットバンキング使ってますか?
僕は使いまくっているというか、今やATMで振込する方がレアケースだ。
2024年現在、都市銀行・地方銀行・信用金庫・ネット銀行などほぼ全ての銀行が、インターネットで残高照会・振込ができる「インターネットバンキング」を提供している。
ネットサービスなので、ID・パスワード認証が基本だが、「お金」が関わることであり、不正送金などに対応するために、各社セキュリティ機能を強化している。
最も多いのが「ワンタイムパスワード」と呼ばれる、ランダムパスワードを生成し、ログイン時や振込時に入力するもの。
かつては、電卓のような専用端末を発行したりしていたが、2024年現在はスマホアプリで、本人認証を行う仕組みが大半を占めている。
この仕組みは「スマホ本体と紐付いている」ので、機種変更・故障による交換など「スマホ本体が変わる」と再認証の手続きが必要となる。
通常のデータ移行とは異なるため、これが案外面倒……。
さらにいえば、旧スマホが手元に残っていればよいが、下取りに出したり、故障による交換の場合、銀行窓口で手続きが必要になるケースもあり、円滑に移行するための準備が必要だ。
僕はiPhoneを毎年買い替えており、直近では「iPhone 11 Pro」への機種変更時にハマった……。正直毎年ハマっているので、「我ながらアホだ」と思う。
なので、備忘録としてまとめることにした。
この記事では、主に僕が利用している銀行の「ワンタイムパスワード」に関して、機種変更に伴う移行方法を紹介しようと思う。
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「ワンタイムパスワード」の発行方法・移行方法は銀行により異なる
まず、この手続きのややこしさは、「ワンタイムパスワード」の発行手続き・機種変更による移行方法が銀行によってバラバラであることが大きな原因。
ワンタイムパスワードへの対応は、ざっくり以下のパターンになると思う。
銀行のタイプ | 代表的な銀行 | ワインタイムパスワード |
---|---|---|
都市銀行 | みずほ銀行など | 独自アプリ |
地方銀行 | 中国銀行など | 独自アプリ |
ゆうちょ銀行 | 独自アプリ | |
信用金庫 | おかやま信用金庫など | 信金共通アプリが多い |
ネット銀行 | ジャパンネット銀行など | 独自アプリ |
僕はシステムエンジニアの仕事を長年していたので、このような仕組みであれば「共通化」すればいいのにと思うが、銀行の信頼に関わる部分なので独自機能を作る傾向が強いのだろう。
ただ、全くないわけではなく、僕が少し調べた感じ2種類のアプリが、複数の銀行で採用されているようだ。
アプリ名 | 採用する銀行 |
---|---|
しんきんワンタイムパスワード | 全国の信用金庫 |
VIP Access | りそな銀行 新生銀行 セブン銀行など |
今の時代、複数の銀行口座を持っている方は珍しくない。
「ワンタイムパスワード」はほぼ全ての銀行で対応しているが、全ての銀行で導入すると、機種変更時の手続きが増えてややこしくなるので、個人的にはおすすめしない。
ワンタイムパスワードアプリの移行方法(チーのメインバンク)
肝心の移行方法だが、まずは僕が使っている銀行について。
僕は大きく分けると3種類の銀行口座を使っている。
銀行名 | 目的 |
---|---|
みずほ銀行 | 個人の現金管理 カードなど各種引き落とし |
住信SBIネット銀行 | 家計用メインバンク |
新生銀行 | 個人事業のメインバンク |
このため、上記3銀行については入金額が多く、振込も頻繁に行うので、ワンタイムパスワードを導入している。
銀行口座は他にもいくつか持っているが、常用する口座ではないため、ワンタイムパスワードを不要と判断した。
以降、銀行毎にスマホ機種変更に伴う、ワンタイムパスワードの移行方法を紹介する。
みずほ銀行
みずほ銀行の移行手続きは、一番ややこしい。
大まかな流れは以下。
- 機種変更前のスマホを使い、みずほダイレクトから「ワンタイムパスワードアプリ」の利用を再申請する
- 約2週間後、「利用登録用パスワード」がハガキで郵送される
- みずほダイレクトで「ワンタイム利用登録」を行う
郵送手続きが必須
というなんとも遅れた対応。
2019年に新勘定系基幹システム(MINORI)の開発をようやく終えたというのに、未だにこんな「非効率な手続き」が残っていることには呆れてしまう……。
ちなみに、機種変更前のスマホを初期化してしまった、紛失・故障により交換になった場合この方法は使えず、みずほ銀行店頭でワンタイムパスワードアプリの発行申し込みを行う必要がある。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、ネット専業銀行らしく一番分かりやすくかつ、手続きが柔軟だ。
認証アプリは大きく2種類あるが、この記事では最新版となる「スマート認証NEO」の機種変更手続きについて紹介する。
大まかな流れは以下。
- 口座にログインし、「セキュリティ設定」のスマート認証NEOで「端末変更」を実行する
- スマート認証NEOの登録解除を行う
- 以降、画面上の指示に従い再登録する(新規登録と同じ流れ)
- セットアップ完了後、新端末で使えるようになる(旧端末では利用不可となる)
ネット上の手続きで全て完結する
これが最大の魅力だろう。
しかも、旧端末が故障・紛失したケースでも、簡単に手続きできるので、ネットバンクらしく利便性が高い。
新生銀行
新生銀行は、みずほ銀行と住信SBIネット銀行の中間という感じだ。
ワンタイムパスワードは、独自アプリではなく「VIP Access」を利用しているのだが、電話で旧端末の認証(クレデンシャルID)を解除後、新規登録と同じくWEBから手続きして再登録する流れとなる。
- 新生パワーコールへ電話し、クレデンシャルIDの登録解除を行う
※24時間365日受付 - 以降、画面上の指示に従い再登録する(新規登録と同じ流れ)
- 新生パワーダイレクトへログインし、スマホ認証端末の登録を新規で行う(新規登録と同じ流れ)
旧端末での認証解除は「電話」のみの対応だが、24時間365日受付してくれる
手続きとしてはちょっと面倒なものの、店頭に行く必要があるわけでもないし、かなり柔軟な対応。
新生銀行は、実店舗も持つネット寄りの銀行なので、電話オペレーターによる対応も充実していることが魅力。
ワンタイムパスワードの対応にも、それが表れていると感じた。
その他の代表的な銀行の手続き方法
この記事はあくまでも「僕の備忘録」なので、他の銀行について詳しく紹介しないが、代表的な銀行の手続きについて簡単に紹介する。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は電話番号を登録することで、自動音声で設定用番号が通知されるので、それを利用すれば簡単に新端末で利用可能になる。
WEBのみで完結とはならないが、自動音声の案内のための登録が面倒なくらいで、手間は少ない。
なお、ワンタイムパスワード機能は、メインアプリ「三菱UFJ銀行」に統合されており、専用アプリは不要となっている。
三井住友銀行
三井住友銀行は、2019年度グッドデザイン賞を受賞した「三井住友銀行アプリ」が有名。
他行の多くが「専用のワンタイムパスワードアプリ」を提供する中、三井住友銀行は口座情報などを見るメインアプリに、「ワンタイムパスワード機能」を統合している。
届け出電話番号に変更がない場合、アプリ内から自動音声案内を依頼し、登録すればおしまいだ。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は「ネット対応が遅れている印象」が何となくあったのだが、実はかなり柔軟だった。
登録が少し面倒だが、「ゆうちょ認証アプリ」の登録手続きを再度行えば、移行できる。
広島信用金庫
信金共通のワンタイムパスワードアプリ「しんきんワンタイムパスワード」を導入している、信用金庫の1つとして「広島信用金庫」を紹介しようと思う。
代表例として紹介しているが、「しんきんワンタイムパスワード」を導入している信用金庫は、基本的に全て同じ対応となるようだ。
機種変更にあたっては、旧端末でログインし「ワンタイムパスワード利用中止」手続きを行う必要がある。
その後、機種変更を行い改めて「ワンタイムパスワード利用開始」手続きを行うようだ。
なお、事前に利用中止手続きを行っていない場合、ワンタイムパスワードを使ったログイン・取引ができなくなるため、利用を再開するには、店頭で所定の様式に記入する手続きが必要になる。
終わりに
僕が利用している銀行を中心に、主な銀行のみ紹介したが、以下のことは伝わったかと思う。
- 手続きが銀行によってバラバラ
- 店頭手続き、書面発行などインターネットで完結しない手続きを行う銀行もある
この記事で僕が伝えたいのは1つ。
特にみずほ銀行と信用金庫を使っている方は注意
といえそうだが、銀行のワンタイムパスワードを利用している方は、気をつけて欲しい。
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