iPhone 7のApple PayでSuicaを設定し、ICOCAエリアの岡山で使ってみた

JR倉敷駅から岡山駅まで、Suicaを使って乗車

iPhone 7においてApple PayがFeliCa対応され、ついに日本でもiPhoneを利用した電子マネー決済が可能となった。

その目玉はなんと言っても、Suica(スイカ)。
日本においては交通系電子マネーの元祖とも言え、電子マネーの総称としてSuicaと呼ばれる事すらある。iPhoneへの搭載に当たっては、JR東日本がかなり強力にプッシュしたとも言われている。

iPhone 7はおサイフケータイ(FeliCa)に対応?「モバイルSuica」との関係を考察

2016.07.26

設定など記事として紹介してみたいトピックも色々あるのだが、

とにかく使ってみたい!!

というわけで、先日電車に乗る機会があったので早速使ってみた。

電車に乗るときドキドキするなんて久々ですよw

JR西日本管内の岡山県でSuicaは使えるのか?

岡山はICOCA圏内

岡山はICOCA圏内

僕が住む岡山県倉敷市はJR西日本管内。

つまり、JR東日本で言うSuicaに対応するサービスは、ICOCA(イコカ)という名前で展開されており、サービスが異なる。

この為、Apple PayでICOCAは利用出来ないのだが、近年の交通系電子マネーは相互利用が進んでいるので、SuicaがICOCAエリアで利用可能となっている。

ただ、注意点もある。

  • 定期券はICOCAでしか作れないため、利用不可
  • JRは問題無いが、岡山のバス・路面電車は利用不可(PiTaPaとICOCAは利用可能だがSuicaは不可)

となっている。
これ、首都圏の人が岡山に来て路面電車やバスに乗ろうとして、大抵ハマる罠でほんとなんとかして欲しいと思うが、2016年現在も解消していない。

ちなみに原因は、岡山の路線バス・路面電車はハレカという電子マネーサービスがあり、ハレカと相互利用できるのはICOCAとPiTaPaのみだからだ。

少なくとも岡山県民としてSuicaをわざわざ持つメリットは薄かったのだが、Apple Payが上陸した今、岡山でもSuica利用者は間違いなく増える。

そろそろ相互利用できる方向で動いて欲しいですけどねぇ、、、

Apple PayのSuicaを使って電車に乗ってみた

JR倉敷駅から岡山駅まで、Suicaを使って乗車

JR倉敷駅から岡山駅まで、Suicaを使って乗車

というわけで、倉敷から岡山に向かうために、自動改札を通ってみた。

普段何気なく通る自動改札だが、初めてのデバイスで通過するとなると緊張する

自動改札を使う時はちょっとドキドキ

自動改札を使う時はちょっとドキドキ

かざす瞬間が一番緊張した、、、w

まあ、ピピッといういつもの音が鳴り、何事もなくゲートを通過できたがw

普通の電子マネー(Suica)と変わらない

普通の電子マネー(Suica)と変わらない

写真ではみづらくて申し訳ないが、残額ももちろん表示されている。

ロック画面に残高などが通知される

ロック画面に残高などが通知される

そして、乗車中はSuicaアプリがこんな感じで残額などを表示してくれる。地味だが便利。

インターネット経由でのチャージも可能だし、オートチャージ(自動改札通過時に一定額以下で自動的にチャージする機能)も設定可能。

ただし、オートチャージはSuica・PASMOエリアのみ利用可能なので、ICOCA改札を通過してもチャージしてくれない。

残高はApple Payアプリ上で照会可能

残高はApple Payアプリ上で照会可能

乗車終了後はApple Pay上でもちろん残額が確認可能。

僕はフィーチャーフォン(ガラケー)とAndroidのFeliCa対応おサイフケータイも知っているが、1つのアプリで確認可能というのがとても便利。

Androidは横断的に確認出来るアプリもあったと記憶しているが、ガラケーの場合対象アプリをいちいち起動しなければ残額が確認できなかった。

まあ最後に対応した分、UIは流石に洗練されているなと思った。

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スピード重視の自動改札利用では「エクスプレスカード設定」が必須

Suicaを使うならエクスプレスカード設定は必須

Suicaを使うならエクスプレスカード設定は必須

Apple PayのSuicaを快適に使うのに必須といえる機能が、「エクスプレスカード設定」だ。

なんの事と思うだろうが、Apple PayはiPhoneに搭載された指紋認証機能「Touch ID」とセットでの利用が前提となる。

この2つを組み合わせることで、セキュリティを高め不正利用を防ぐわけだが、世界一混む東京都心部の通勤ラッシュでは悠長にそんな事をやっていられない。

非接触IC技術としてはマイナーだったFeliCaが日本でこれほど普及した理由は、首都圏の自動改札で利用され、東京のラッシュを捌くリードライト性能を実現したのがFeliCaだけだったと言われる。

なので、Apple Payにおいてもその要件は消えていない。
その為に、Appleが日本スペシャル機能という位置付けで用意したのが、「エクスプレスカード設定」。

大層な名前だが、どうと言う事はない。

Touch ID無しで、Apple Payアプリを立ち上げなくても利用可能な電子マネー

というものだ。
カード型Suicaと同じと思えば良いと多う。

ただ、エクスプレスカードには1枚しか設定出来ないので、複数枚のSuicaを使い回したいなんて場合は、どちらかは設定出来ないため注意が必要。

で、これで使うとiPhoneをかざせば自動改札が通過できて本当に便利だ。

終わりに

iPhoneで電車に乗れるのはやはり便利

iPhoneで電車に乗れるのはやはり便利

僕は長年ガラケーのおサイフケータイ機能を愛用していた。

iPhoneを初めて購入したのは2010年だが、ガラケーと併用し実は2013年まで利用していた。最後まで悩んだのは、おサイフケータイが使えなくなること。

なくなってみれば、プラスチックカードでほぼ代用可能というわけで、思った程の不便さは感じなかった。

ただ、

  • 財布が分厚くなった
  • チャージがネット経由でやりづらくなった
  • カードそのものを忘れることも増えた

という難点はあり、常に持ち歩いている携帯(スマホ)を使うメリットはこれだと思っていた。

そして、ガラケーのおサイフケータイとお別れして3年。
形は違うが、絶対ないと思っていた「iPhoneでおサイフケータイ」が実現し、使ってみて改めて、

凄く便利!!

と思った。

おサイフケータイは「ガラパゴス機能の象徴」という扱いも受けていたが、日本は進みすぎていたんだなと思った。決済機能を携帯に持たせるという夏野剛さんの思想は、多分間違ってなかったんだと思う。

iPhone 7ユーザーの方は、Suica圏内にお住まいで無くても、是非使ってみて欲しい。

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