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シャープ「AQUOS sense3 SH-02M」レビュー。4万円以下、SIMフリーもある国内メーカーミドルクラススマホの進化をチェック

AQUOS sense3 SH-02Mレビュー
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スペックよりも、安くて使い方の分かりやすいスマホ欲しい!

2020年現在のスマホは大きく分けると、10万円程度のハイスペックと5万円以下のミドルクラスに分類される。

かつてはメーカーによって注力する分野が異なっていたが、2020年現在は各メーカーがそれぞれの製品を発売するのが主流だ。

  • AppleのiPhone
  • サムスンのGalaxy
  • SONYのXperia

など基本はハイスペックモデルを売りたい思いはありつつ、市場の変化に対応するためにミドルクラスにも力を入れるようになってきている。

そんな中、ミドルクラスのスマホに長年力を入れてきたのが、シャープ「AQUOS」

「AQUOS senseシリーズ」は2017年に発売した初代モデルが、3万円程度というお手軽な価格と、指紋認証センサーなど必要な機能を十分に搭載した「コスパの高さ」が好評で、この分野では珍しいほどヒットした。

その後、2018年に2代目となる「AQUOS sense2」が発売し、前モデルほどではないものの好評で、僕も購入している。

シャープ「AQUOS sense2 SH-01L」レビュー

シャープ「AQUOS sense2 SH-01L(ドコモ版)」レビュー。3万円前後ミドルクラススマホの実力をチェック

そして、2019年11月に3代目となる「AQUOS sense3」が発売された。

AQUOS sense2」では目立った進化がなかったのだが、「AQUOS sense3」はプロセッサ・メモリ・内蔵ストレージ・カメラなどが大幅に強化

チー
最近のトレンドである、顔認証やデュアルカメラにも対応して一気に魅力が増しました

この記事では、シャープ「AQUOS sense3 SH-02M」に関して以下を紹介しようと思う。

  • AQUOS senseシリーズの魅力
  • AQUOS sense2と比較して進化したポイント
  • AQUOS sense3の良いところ・イマイチなところ

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AQUOS sense3の概要

AQUOS sense3

シャープ「AQUOS sense3 SH-02M」は、2019年11月1日に2019年冬モデルとして発売した。

  • 春にフラグシップスマホの「Rシリーズ」
  • 秋にミドルクラスの「senseシリーズ」

というのがここ数年のAQUOSシリーズの販売サイクルだったが、2019年は新しいフラグシップ「zeroシリーズ」が全キャリアで販売されるようになり、例年とは異なった動きとなっている。

なお、「SH-02M」はドコモ向けの型番で、この記事ではドコモ版を紹介するのだが、他社でも、以下の製品名で販売されている。

対応周波数など多少の違いはあるが、基本的に同じ製品と理解して欲しい。

スペック概要としては以下の通り。

ディスプレイ約5.5インチ(IGZO)
バッテリー容量4000mAh
プロセッサSnapdragon 630
内蔵メモリ(RAM)4GB
内蔵メモリ(ROM)64GB
アウトカメラ標準:1200万画素
広角:1200万画素
インカメラ800万画素
テレビ機能×
おサイフケータイ
急速充電×
ワイヤレス充電×
サイズ147(高さ) × 約70(幅) × 約8.9(厚み) mm
重量167g
LTE通信速度(受信)最大350Mbps
LTE通信速度(送信)最大75Mbps

販売価格はドコモの場合「31,680円」。

ミドルクラスのスマホの中でも、かなり安い部類に入るため、どこで購入しても価格はそれほど変わらない。

定価で比較すると以下のようになる。

モデル名販売価格
docomoauUQ mobileSIMフリー
AQUOS sense3 SH-02M31,680円36,720円23,760円35,148円

UQ mobile」が価格的にはかなり頑張っている感じだが、元々値段が安いこともあり、大きな差はない。

大手キャリアが展開している、実質価格が安くなる購入方式(スマホおかえしプログラムなど)の対象でもないため、基本的には定価販売となる

チー
高いと言われることが多い「ドコモ版」が案外安い!
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AQUOS sense2からなにが進化したのか?機種変更の価値はあるか?

AQUOS sense3はカメラが進化

「AQUOS sense3 SH-02M」はシリーズ3代目となるモデル。

つまり、初代の「AQUOS sense」から機種変更を考える方も多いかもしれないが、ミドルクラスということで見た目上の進化は少ない。

AQUOS 2との比較
左:AQUOS sense2
右:AQUOS sense3

またスペック面でみても、「AQUOS sense2」での進化は正直かなり地味なものだったと思うが、「AQUOS sense3」はスマホ業界のトレンドを捉えた進化を遂げている。

ピックアップすると以下のあたりだ。

  • プロセッサ・RAM・ROMが進化
  • バッテリーが容量が大幅アップ
  • デュアルカメラ対応
  • SIMフリー版のみ「デュアルSIM」対応

ほかにも細かい違いはあるのだが、ピックアップして比較すると以下。

AQUOS sense2AQUOS sense3
ディスプレイ5.5インチ、フルHD+
解像度2160×1080
重量155g167g
プロセッサSnapdragon 450Snapdragon 630
内蔵メモリ(RAM)3GB4GB
内蔵メモリ(ROM)32GB64GB
バッテリー容量2700mAh4000mAh
カメラ標準:1200万画素標準:1200万画素
広角:1200万画素

見た目上最も大きな違いは「カメラの数」だろう。

だが、内部構成も大幅に進化しており、特にプロセッサは「Snapdragon 630」となり、他メーカーのミドルクラスと比較しても遜色ないスペックとなった。

また、バッテリー容量も大幅に増やしており、メーカーとしても「1週間持つ」とアピールしている

チー
ハイスペックスマホで「1週間使える」なんてアピールはしないので、AQUOS senseシリーズが高齢者など初心者をターゲットにしていることがよく分かる

開封レポート

AQUOS sense3のパッケージ

簡単な開封レポートを。
AQUOS senseシリーズはミドルクラスということもあり、簡素なパッケージ。

蓋を開けると、本体がドーンとお目見え。

それで終了!(笑)

本体がお目見え

同梱品は以下。

AQUOS sense3の同梱品
  • 本体
  • 注意事項の説明書
  • クイックスタートガイド
チー
ケーブルも充電器もない割り切った構成
AQUOS sense3本体前面 AQUOS sense3本体背面

本体をチェック。

全体的に丸みを帯びたデザイン、思ったよりはスリムに見える。
四方からチェック。

上部

ハイスペックモデルでは少なくなった、3.5mmイヤフォンジャックを前モデルに続き搭載しており、完全ワイヤレスイヤホンがなくても音楽を聴くことができる。

下部

充電端子は「USB-Type C(USB-C)」を採用している。

左側面

左側面にはSIMカードスロット。

右側面

右側面にボタン類を集約している。

iPhone 11 Proと比較

iPhone 11 Pro」と比較すると、サイズ感はほぼ同じであることがわかる。

「AQUOS sense3」のここが凄い!

AQUOS sense3 SH-02Mレビュー

以降は僕の感想を中心に紹介しようと思う。

僕が触ってみて「AQUOS sense3」の良いなと思ったポイントは、以下の3点だ。

AQUOS sense3のよいところ
  • iPhoneのホームボタン相当の、指紋認証センサーボタンがあり顔認証にも対応
  • 指紋がつきにくい、サラッとしたアルミ素材の筐体
  • 調べ物が簡単!カメラアプリから「Googleレンズ」が起動できる
  • ハイスペックではないが、カメラ機能が大幅に進化した

iPhoneのホームボタン相当の、指紋認証センサーボタンがある

認証方式が多い

「AQUOS sense3」最大の特徴は、指紋認証センサーを本体の前面に配置していることと顔認証に対応していることだと思う。

iPhoneのホームボタンに該当する位置で、iPhoneの指紋認証(Touch ID)はここに搭載されていたので、2017年頃まではAndroidの世界でもわりと一般的だった。

しかし、その後スマホディスプレイのトレンドは縦長に。

この影響で、長さを抑えるためか指紋認証センサーボタンは本体背面に移動するようになる。

Xperia XZ3」や「Pixel 3」も同様のアプローチをとっているのがその証拠だ。

しかし、「AQUOS sense3」指紋認証センサーボタンは前面に残し続けている。

ハイスペックモデルとなる「AQUOS R3」でも同様だ。

指紋認証センサーが使いやすい

僕は長年iPhoneを使っていることもあるが、指紋認証センサーボタンは本体前面の方が使いやすいと思う。

そして、設定が必要だがこのボタンを使って、ホーム画面を表示することもできる。

チー
iPhoneユーザーが移行しても使いやすい

これが「AQUOS sense3」最大の魅力じゃないかと思う。

顔認証にも対応

さらに、iPhoneでいう「Face ID」に相当する顔認証にも対応しており、生体認証機能はミドルクラススマホとしてはかなり充実している

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指紋がつきにくい、サラッとしたアルミ素材の筐体

手に持ちやすいサイズ感と素材

近年のハイエンドスマートフォンは、10万円を超えるものも珍しくないが、高いなりの高級感を兼ね備えている。

  • つややかな金属素材
  • ガラスの筐体

など「高級感」があるのだが、それはあくまでも見た目の話。

実体は、特に指紋や皮脂などの汚れが付きやすく、時間の経過と共にそれが目立つようになる。

「AQUOS sense3」の本体はアルミ素材。高級感は無いのだが、サラッとした手触りで汚れも目立たない。

チー
ケース不要で雑に扱えるのもいいです!
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調べ物が簡単!カメラアプリから「Googleレンズ」が起動できる

Googleレンズ

最後は少しマニアックな機能だが、「Googleレンズ」をカメラアプリから起動できるようになっていることだ。

「Googleレンズ」とは、写真の情報をもとに、それが何か調べてくれる機能

以下のようなことができる。

  • 印刷されたテキストを読み取って、URLにアクセスしたり、文字をコピー&ペーストする
  • QRコードやバーコードの読み取り(複数読み取り対応)
  • カメラで撮影して、写ったモノ・場所などを検索

利用方法はいくつかあるが、一番便利かつ直感的なのは、カメラに映るものを調べるという使い方

チー
この花、なんて名前だっけ?

なんて時にサッと調べられるので便利なのだが、カメラアプリからのGoogleレンズ起動は、「Pixel 3」などGoogle製品くらいしか対応していなかった

Googleアプリ、Googleフォトからの解析機能は、AQUOS sense3以外でも使えます
Googleレンズ起動ボタン

特にメーカーはアナウンスしていないが、OSバージョンアップでカメラからGoogleレンズにアクセスできるようになったわけではなく、Googleに申請し認証を得た機種のみが対応する機能

購入する方は是非使ってみて欲しい。

Googleレンズ

Googleレンズってなに?カメラで撮影するだけで、検索やテキスト認識まできる機能・使い方を徹底解説(Android限定)

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ハイスペックではないが、カメラ機能が大幅に進化した

AQUOS sense3はカメラが進化

「AQUOS sense3」で見た目も含めて分かりやすく変わったのは、カメラだろう。

  • 「デュアルカメラ」を搭載
  • ポートレートモードに対応
  • 撮影シーンをAIで自動判定し色合いを調整してくれる

これらの機能がスマホカメラにおける「トレンド」だったが、ハイスペックモデルだけでなく、ミドルクラスでも標準搭載されるようになった。

AQUOS sense3はデュアルカメラ対応

ハイスペックモデルとの違いは、カメラの数やスペックで差別化されており、ポートレートモードやAIなどソフトウェア処理は、ハイスペックモデルと同等

AIでシーンを自動判定 ポートレートモードなどトレンド機能も搭載

機能面はかなり充実している。

ただ、カメラの画質はそれなりという印象。

風景撮影 夜景の撮影 食事の撮影

十分キレイだが、ハイスペックスマホと比較すると若干劣るかなと感じた。

また、2019年のカメラ機能は、Pixel 3の夜景モードなど夜景撮影だったが、その辺りはさすがに対応していない。

チー
スマホカメラに何を求めるかは人それぞれですが、一眼レフのかわりになるほどの性能はさすがにないです

「AQUOS sense3」のここがイマイチ

AQUOS sense3 SH-02Mレビュー

AQUOS sense3」を使って、イマイチと感じた点ももちろんある。

感じたことをまとめると、以下のような感じだ。

AQUOS sense3のイマイチなところ
  • ケーブル・充電器が同梱されない
  • 値段なりの質感で、高級感にとぼしい
  • ワイヤレス充電に非対応

ケーブル・充電器が同梱されない

AQUOS sense3のパッケージ

「AQUOS sense3」の充電端子はAndroidでは主流となった「USB Type-C(USB-C)」が採用されている。

しかし、増えたとはいえ、Androidで長年主流だった「micro-USB」と比較すれば普及率は低く、持ちあわせていない人も多いだろう。

「AQUOS sense3」の購入にあたっては、最低でもUSB-Cケーブルの購入が必要になるので、その点は注意して欲しい。

同クラスのスマホとして、例えばGoogle「Pixel 3a」は充電器を同梱し、USB-PDによる急速充電にも対応している。

充電機能はメーカーからのサポート含めて弱い

というのは弱点と言えるだろう。

なお、USB-PDやQuick Chargeなどの急速充電規格には対応していないので、100均などで安価に販売されているUSB-Cケーブルでも充電可能

購入するなら、僕のおすすめはAnker社の高耐久ケーブルだろうか。

値段なりの質感で、高級感にとぼしい

手に持ちやすいサイズ感と素材

繰り返しになるが、「AQUOS sense3」はアルミ素材の筐体だ。

指紋などの汚れが目立たず、持ちやすく、雑に扱えることが魅力だが、逆に言えば「高級感」には乏しい

つまり「チープ」に見える。

値段が安いのだから当たり前だが、ハイエンドスマホと比較すると「チープに見える」ことは覚悟しておいた方がいい。

ワイヤレス充電に非対応

ワイヤレス充電に非対応

iPhone・Android関係なく、今やワイヤレス充電に非対応のスマホはかなり少なくなってきた。

急速充電規格も整備され、普及速度が上がってきているが、「AQUOS sense3」は非対応

ミドルレンジなので仕方ないと言われたらそうだが、納得するしかない。

だがそろそろ対応してくれてもよかったかな、とは思った。

チー
次期モデルとして登場すると思われる「AQUOS sense4」に期待

終わりに

AQUOS sense3 SH-02Mレビュー

分離プラン」と「端末値引きの制限」が始まった2019年10月以降、スマホの売れ筋は5万円以下のミドルクラスに変わった。

この分野は本来、HUAWEIなど海外メーカーが強かったのだが、日本メーカーとして唯一力を入れていたのがシャープ。

このクラスの差別化要素としてハイミドルとも言うべき、「AQUOS sense3 plus」をリリースしたのは市場の変化を敏感に察知している証拠だろう。

「AQUOS sense3」シリーズがどれだけ売れるか

これは2020年以降のスマホトレンドを読む上で、注目ポイントだと思っている。

業界のスタンダードモデルとも言える、「AQUOS sense3」は派手さはないが、誰でも無難に使えるモデルなので、普通に使えればそれでいいという方は是非試してみて欲しい

チー
スマホに高機能は求めず、安定して使えるモデルを好む方におすすめ!
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シャープ「AQUOS sense3」はドコモ、au、UQ mobileおよびSIMフリー版で販売されています。

ドコモ・au・UQ mobile版はSIMロックされていますが、条件を満たせば「SIMロック解除」可能です。

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モデル名販売価格
docomoauUQ mobileSIMフリー
AQUOS sense3 SH-02M31,680円36,720円23,760円35,148円

Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。

しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります

チー
僕のイチオシはGoogle「Pixelシリーズ」ですが、ちょっと高いのが欠点です……。

当ブログではドコモ版の最新モデルを中心に、数多くの機種をレビューしているので、参考にしてみてください!
販売価格は「ドコモオンラインショップ」など、キャリア公式オンラインショップの価格です

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チー
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